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ガリレオシリーズ 真夏の方程式 感想・ネタバレ



ブログを引っ越しました! 詳細はこちら!






東野圭吾著書の「真夏の方程式」読了しました。




初めは実家から送られてきた小説で、東野圭吾なんだ。ふーん
という感じで、ガリレオシリーズというのは露ほども知らず。

読み進めて、湯川学の名前が出てきて、初めてブックカバーを外してみると、帯には福山雅治演じる湯川先生の顔がドーンッ!




しかも結構前に映画やってる。ガーンッ!!

って感じでした。

やっぱり新刊から読んでいくべきですかねぇ…。
自分は小説なんかブックオフ頼みなので、結構後々になっているんですよね。
これからは新刊も読もう。マジで…。


そんなこんなで、小説・映画のレビュー・ネタバレ・感想や違いを書いていきたいと思います。





<あらすじ>

海底開発のアドバイザーということで、湯川学は玻璃ヶ浦に訪れる。
そこで泊まった旅館で、同じく泊まっていた人が行方不明になり、翌日死体となって発見される。
県警は、事故だろうということだったが、その人物は元警視庁のOBで、管理官の先輩だった。
管理官は、湯川が宿に泊まっていることを知ると、草薙に極秘に調査するよう命じるのだった。
この事件の裏には何が隠されているのだろうか…?




というのが、あらすじです。
まぁ、怪しいですよね。しかも警察OBと来たら、何かしらの陰謀を感じてしまいますね。





<小説版の感想>

小説の感想は、意外にも長編で読むのが大変だなぁと最初思ってました。
事実、全部読み切るのに、1日くらいかかってます…w

自分でもコレは長すぎるなと思ったので、速読を勉強しようかなと思いますね…。

で、内容のほうなのですが、結構雑多な情報も多いかなぁと思いましたが、登場人物の色付けにはどうしてもしかたがないのかもなぁと言う感じでしたね。

最初の恭平が電話で喋っているシーンは、なんとでもなっただろうにと思いましたが、あくまで今回の主役は恭平だということを持ってきたかったんでしょうね。

また、腑に落ちないところがないくらいに、よく練られているなぁと思いました。
ぶっちゃけて言うと、東野圭吾を読み切るのはコレが初だったりするんですよね。

アニメやゲームにはそこそこ詳しくても、小説には疎かったりするんですよ…。
読まなくなったのは、5年位前なんですけどね…。


でも、言うと出来過ぎてるなぁと思う部分のほか、なにかしら湯川の適当さがいい味を出してるなと思いました。
ドラマのガリレオ見てると、湯川という人物は、しっかりしすぎていると思っているんですが、小説版ではそこまで気むずかしい人物でもないのかなと思いました。

子供に対しての気遣いとか?ww






<映画版の感想>

映画版は、のっけからそこ今やるか?!っていうくらいに、スタートダッシュ決めたのに、2時間近くもあるんだから、途中で燃料切れを起こして、消化不良と言う感じでした。

しかも、小説版の意図とは外れてるんじゃないかなぁと思うこともあったんですよ。

真夏の方程式には2つの謎があるんですが、その1つが最初からネタバレされていて、ミスリードもいいところじゃないかと開始1分で突っ込みました。
そして、小説版では草薙も積極的に動いていたのに、お前は結局動かないんかい…って言う感じですね。

そんでもって一番がっくりなのが「内海薫」ではなく「岸谷美砂」に変わっていたこと。
そこ2の人あてがっちゃったかぁとかって思っちゃったんですよね。

もちろん、柴咲コウさんの日程が合わなかったとかはあるんでしょうけど、原作通りに動いてくれたほうがファンとしては良かったかなぁ。

で、最初のほうで意図が違うっていうのは、小説版であれだけ大事にしていた「ある人物の人生が捻じ曲げられる」という言葉が、まったくもって使用されない。使われたのは一回だけです。
まぁ、映像だと伝わりすぎるというのもあって隠されたのかな?とも思いますが…。

しかも、いままで真相がわかるまで喋らないスタンスの湯川がベラベラ喋る喋る。オウムかお前は…。
逆に小説版では、湯川の代わりに草薙らが推理していくといった形でしたけどね。

あと、あまりにもわかりやすすぎる描写が多くて、なんでそこをそういう風にしたのか。
小説版と同じでは良かったんじゃないかとも思ってしまいました。






<2つ通しての感想>

今回のガリレオシリーズは、容疑者Xの検診とは違った形での湯川の負けが描かれているように思いました。
湯川は真相が分かっていたにも関わらず、家族の情に負けてしまった。
そして、今回の事件は暴かないほうがいいと思った所に、大きな意味があるのではないかと思います。

そして、最後の君は一人じゃないという言葉や、湯川自身が、子供を通してもっと成長していかなければ行けないと思った所に、人間性の成長があるのかと思いました。

ただ、小説と映画版ではすごく違いがあって、成実の魅力があまり語られなかったり、登場しなかったキャラが居たり、端折り過ぎてるなと感じる部分があったりと、映画版はあんまりおすすめできないですね…。


この後はネタバレですので、嫌いな方はこのままお戻りください。


ではでは〜





<ネタバレ>







<<↓↓↓ここから↓↓↓>>




・事件の真相
事件は、15年前にさかのぼります。
そこでとあるホステスが刺殺され、その犯人として逮捕された男が居たというのが前情報。
実はその事件は中学生であった成実によって起こされ、逮捕された男というのは成実の本当の父親だったのです。

そのことに気づいた元刑事の塚原は、そのことを犯人だった男に詰め寄り、脳腫瘍で余命いくばくもない男にひと目成長した娘の姿を見せてやろうと、玻璃ヶ浦に訪れたのです。

しかしながら、早とちりした主人によって殺されてしまいます。
殺害方法は、一酸化中毒死。酒に睡眠薬を混ぜ寝かせた部屋に、ボイラーからの煙を逆流させて故意に死亡させたのです。

その一端を担ったのが恭平です。
恭平は叔父に言われるがまま、煙突も塞いでしまいます。
これを示唆しているのが、燃料に濡れたコースターをかぶせるとどうなるかという回答につながっているのです。

しかしながら、秘密は守られ、叔父は業務上過失致死以上の罪には問われませんでした。
恭平もうすうすは感づいて、心苦しい思いをしたのですが、湯川の「いつか」という言葉で救われていましたね。





<小説版との違い>

ネタバレではないですが、こちらにまとめておきます。


・恭平と湯川の絡みが少ない
小説版では、恭平に勉強を教えたりするまでに発展した湯川ですが、映画版では恭平に関わったのはペットボトルロケットの時のみです。
まぁ、尺の都合かなとは思ったのですが、そこで「戸締まり」という重要なヒントが語られる場面だったにも関わらずカットされてしまった部分などがありましたね。


・登場人物
小説版には県警の刑事として西口という成美の同級生の刑事が登場します。
彼女に対してすこし惹かれていて、彼女がどれだけ美しいのかというのを表しています。
また、反対運動のリーダーは、映画版では成実になっていますが、沢村という別の人物が出てきます。
彼も彼女に対して恋心を抱いていて、彼女のために、死体遺棄の片棒を担ぐということを行っています。

死体遺棄に関しては、映画版では成美の両親がやったことになっていますが…。


・動かない草薙
ドラマ・映画を通してまったく動かない草薙ですが、小説版では結構セカセカしています。
歩くだけしか能がありませんから とか言う叩き上げっぷりですよ。
ちょっと草薙に対して、考え方変わりましたねぇ。

しかも、湯川さながらに推理力もあって、湯川が言う前にだいたいの事は察してまっせという感じ。
お前、湯川居なくても出世できただろ!ww


そういう点では、内海薫も負けてませんでしたね。
病院内の時間が遅く感じるのを、映画版では湯川が説明してましたが、これは小説版では内海薫が気づくんですね。
それを湯川に言うと「なかなか鋭い意見だ」と称賛もされています。



・よく喋る湯川
ガリレオシリーズの湯川学という男は、私の中では本当に最後のほうでしか真相を喋らないイメージがあったのですが、映画版の湯川先生は喋る喋る。
もう口が居酒屋の暖簾何じゃないかっていうくらいに、喋らない設定がなかったことにされていました。
小説版で湯川が真相をしゃべりだしたのが、ラスト60ページくらいです。
むしろ、早く言ってくれよと言う思いでいっぱいでした。やっぱり探偵役はこれくらい引き伸ばしたほうが面白いですね。

あと、湯川の恭平が犯人であるというのは、小説版では成実にしか告げなかった真実なのに、映画版では警察署内で喋るという暴挙。
しかもそれを別室で聞く岸谷美砂。

家族が守ろうとしたことを、無意味にも帰す行為ですし、湯川自身が負けを認められないような状況だと思いました。
結局のところ確かめられなかったからこそ、湯川の負けなのに、映画では認めなかったからいいだろ?みたいな描かれ方をされていたのが残念です。



そういうわけで以上が、ネタバレと相違点です。
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