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小説版「火葬場のない町に鐘がなる時」 感想・ネタバレ注意



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先ほど紹介した「火葬場のない町に鐘がなる」の小説版を読んできました。




http://estar.jp/.pc/work/novel/22585057」">小説版のリンク「http://estar.jp/.pc/work/novel/22585057




この後、ストーリーやネタバレをすることも踏まえて、ここであらかたの感想をイッちゃいます。




<感想(ネタバレ無し)>

正直に申し上げますと、題材は悪くはなかったと思うんですよ。
ただ、後半のツメが甘すぎたんですよね。

直感で分かったんですが、この人はあんまり小説を読まないんじゃないかと思ったんですね。

どうも話の構成が漫画っぽいし、ページを使った演出なんかも、漫画を読んでるみたいな感覚になりました。
わざわざ一行のために、1ページ使うっていうのは、いかがなものかと。

文学的に言うと、わざわざ表現しなくてもいいことは表現しているのに、大事な表現を怠っている。
別人視点をラストに入れてくる手法は、序盤から使わないと、読んでいる人の心情が入らない。
言葉を選ばずに使ってしまっていることで、後半がとても幼稚に見える。


また、読み返していないのか、ところどころ表現に食い違いが見受けられました。

初め100ページ位は、流して読めたんですけども、その後はあくびを噛み殺しながらの読了でした。


気になる方は、この後のストーリーの流れを書くので、読んでみてください。
ネタバレ含みますので、自分で読みたい方は、注意してください。

多分、マンガ版も、これを主軸にしてはいるでしょうが、漫画の方がよっぽど完成されています。
読むならマンガ版ですね。










<ストーリー(ネタバレあり)>

まず、主人公が都会から田舎町であるみとずに越してくるのは一緒ですが、東京ではなく神奈川でした。
そして、「冥奴様」ではなく、単純に「ゾンビ」が徘徊して、すでに殺された人間が居るということ。

カナリ早い段階から、その「ゾンビ」が土葬で葬られた人たちだというところまで情報が開示されていました。
そして、不気味なビルがたってから、この現象は始まったということで、なにかしらの事がビルにあるということも分かります。


主人公は、かつての友人である豊橋咲と山神隆太に出会います。
ゾンビに纏わる話を山神から聞いた後、家に帰ると、チャイムが鳴った後で父は仕事に行くと言って姿を消します。

その後を主人公一人で追いますが、初めてのゾンビにビビリやむなく家に帰りますが、父が居なくなった不安は主人公と母親に降りかかってきます。

そこで、咲と山神の父親が、ゾンビの被害者になっていることが判明します。


次の日に学校に行くと、五月雨奈央という少年と、長月という妖気なお姉さんに会います。
この二人の父親も、ゾンビにやられています。

奈央はビルの近くに家があるため、チャイムのなった後に入り口がないかを調べているということを明かし、一緒に調べて欲しいと主人公に頼みます。
その後、奈央から父親の悲鳴らしきものを聞いたということもあって、咲と山神を交えて、4人でビルの近くにある廃屋でチャイムが鳴るのをまちます。

チャイムがなると、主人公は頭痛に襲われますが、それと同時に廃屋はゾンビに囲まれます。


周囲を取り囲むゾンビの中に、山神の父親のゾンビが現れ、山神に対してヒントを与えるのですが、どこからか銃弾が飛んできて父親ゾンビは死亡します。


その後、奈央の親戚である五月雨真琴という人物から電話がかかってきて、今の状況が何者かに作られた状況であることが明かされます。



五月雨真琴は、神奈川で起こった都市伝説を模した殺人事件を解決したスーパー高校生ということで、一部では有名人。
現在はオカルトサイト「44チャンネル」を運営しているのだとか。


話している内に再びチャイムが流れますが、今までのチャイムとは違うチャイムで、それを聞いたゾンビたちはどこかへ引き返し、そして列車の音が聞こえてきます。



次の日、長月に列車の事を話すと、駅の近くが家だからということで一緒に調査をすることになります。
しかし、駅には壁があって、そこから先を調べることは出来ません。


そうこうしている間に、失踪ていた主人公の父親から7時に駅に来いという事が告げられます。


一人で待っていた主人公のもとに父親が現れますが、父親はビル側の人間。
さらに、長月もビル側の人間だったのです。


なんやかんやあって、父親はビルを裏切りますが、銃弾を受けます。
長月が明日の7時にビルに招待するということで、その日は帰ります。



そして、父親から、主人公は過去に事故にあって脳死判定されていたが、特殊なチップを埋め込まれて今でも生きていられることが語られます。
そして、そのまま放置しておくと発狂してしまうので、結局ビルへ行くことに。



翌日、五月雨真琴も現地で合流して、山神と真琴と主人公でビルに向かうことになります。


長月の案内で、ビルへ潜入すると、長月も父親を人質に取られていたことが判明します。

すべての元凶を打ち倒すべく、ビルを登りますが、ビルの前で主人公は敵に拉致られ、最初の難関で山神が敵と相打ちで死亡。
次のチャックポイントで、長月が毒ガスで死亡。
最終チャックポイントで、主人公は発狂状態から回復します。


そしてとうとう黒幕登場。
黒幕は、五月雨真琴の父である五月雨猛だった。

そして、真琴にもチップが埋め込まれていることが語られますが、なんやかんやあって、真琴は聴覚を失いつつも、咲と奈央の合流で黒幕を倒します。

しかし、イタチの最後っ屁で、みとず町は大炎上して崩壊します。

生き残ったのは、咲と真琴のみですが、この時点で平静を装っていた真琴が発狂。
咲を崩壊したみとず町へとおびき寄せて、殺害しようとしますが、そこで例のチャイムが鳴り響き、ゾンビ化した主人公が登場して、咲を助けます。

その後、成長した咲は、廃墟となったみとず町とゾンビ化した主人公の写真をみせられて終わりです。










<ネタバレ後の感想>

最終的に、女の子一人が生き残るというのは、それはそれでアリだと思います。
ゾンビ化もチップによるものだというのも、なかなかおもしろい設定だなと思います。

ただし、五月雨真琴。
てめぇはダメだ。

五月雨真琴が後半の主人公に成り下がっているのは言うに及ばず、主人公が拉致られた後は、真琴の視点で進んでいきます。
いや、後から出てきて、なに主人公やってるのお前?
あと、察し良すぎるからね。もはや頭の回転が早いとかじゃなくて、超能力だからお前の頭。

しかも黒幕が、真琴のお父さんでしたっていうご都合主義はいかがなものかと…。


お決まりのパターン過ぎて、面白みが一気に失せましたね。


結局、ビルなんか関係なく、みとず町にはゾンビ的なものがあったっていうのは、いいオチだと思うんですけども、おざなりというかなんというか。


まぁ、伏線はほぼ全部回収したかなと思いますが、44チャンネルの事が大変わかりづらく、どんな事件であったかも分からないんですよね。
だから、五月雨真琴の親友がそれで殺されたと言われても、全容が語られないので、まったく感情移入できません。


設定と書き出しの勢いは良かったのに、どんどん尻すぼみになっていくのが読んでいて伝わってきましたね。
私なら、どこかで、五月雨真琴と44チャンネルの事を書いておきますね。
そのほうが、五月雨真琴と言う人物が、なぜ有名なのかとか、44チャンネルに関したことが、更にわかりやすくなったでしょうね。



そして、一々表現が漫画すぎるんですよね。
実際の人間に置き換えた時に、「うおおおお」は言いません。
言うとしたら「おおおお」です。

台本だと(※)ですよ。こんなの。


人間の感情表現がセリフ以外で補えないことから、かなり幼稚に見えてしまいます。
もっと客観的に感情を表せれば、かなり見え方が違ってきたかなと思います。


やっぱり読むならマンガ版ですね。

ホラーサスペンス「火葬場のない街に鐘がなる時」 レビュー





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    No title

    原作に手を出すか悩んでいたので大変参考になりました

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